1.販売名 |
「ツルバダ™錠」
(英表記:Truvada® Tablets) |
2.一般名 |
エムトリシタビン・フマル酸テノホビル ジソプロキシル
(英表記:Emtricitabine・Tenofovir Disoproxil Fumarate) |
3.効能・効果 |
HIV-1感染症 |
4.用法・用量 |
通常、成人には1回1錠(エムトリシタビンとして200mg及びフマル酸テノホビルジソプロキシルとして300mgを含有)を1日1回経口投与する。なお、投与に際しては必ず他の抗HIV薬と併用すること。 |
5.警告 |
B型慢性肝炎を合併している患者では、本剤の投与中止により、B型慢性肝炎が再燃するおそれがあるので、本剤の投与を中断する場合には十分注意すること。特に非代償性の場合、重症化するおそれがあるので注意すること。 |
6.禁忌 |
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 |
7.副作用 |
外国における抗レトロウイルス薬による治療経験患者及び未治療患者を対象としたエムトリシタビン製剤(エムトリバ®カプセル200mg)による2つの比較試験において、エムトリシタビン製剤投与群の580例中303例(52.2%)に副作用が認められた。主な副作用は下痢、浮動性めまい、悪心、腹痛、頭痛、不眠症、無力症等であった。
また、外国における抗レトロウイルス薬による治療経験患者及び未治療患者を対象としたテノホビル製剤(ビリアード®錠300mg)による3つの二重盲検比較試験の48週までの評価において、テノホビル製剤投与群の912例中379例(41.6%)に副作用が認められた。主な副作用は悪心、下痢、無力症、頭痛、腹痛、嘔吐及び浮動性めまい等であり、胃腸障害が多かった。臨床検査値異常では、CK(CPK)増加、血中トリグリセリド増加、血中アミラーゼ増加等が多かった。
重大な副作用として、腎不全又は重度の腎機能障害、膵炎、乳酸アシドーシスあらわれることがある。 |
8.包装 |
ツルバダ™錠 30錠/瓶 |
9.薬価 |
1錠 3,862.80円 |
10.薬価収載日 |
2005年4月6日 |
11.製造販売元 |
日本たばこ産業株式会社 |
12.販売元 |
鳥居薬品株式会社 |
13.提携 |
ギリアド・サイエンシズ社 |