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高リン血症治療薬「JTT-751(クエン酸第二鉄水和物)」の 日本国内における製造販売承認申請について |
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2013年1月7日
日本たばこ産業株式会社
鳥居薬品株式会社 |
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日本たばこ産業株式会社(本社:東京、社長:小泉光臣、以下「JT」)および鳥居薬品株式会社(本社:東京、社長:松尾紀彦、以下「鳥居薬品」)は、2007年9月に米国ケリックス・バイオファーマシューティカルズ社より日本における独占的開発権・商業化権を取得し、共同で開発を進めてきた高リン血症治療薬「JTT-751(一般名:クエン酸第二鉄水和物)」について、本日、JTが日本国内における製造販売承認申請を行いましたので、お知らせいたします。
本剤は、クエン酸第二鉄水和物を有効成分とする新規リン吸着剤であり、消化管内で鉄とリン酸が結合し体内へのリンの吸収を抑制することにより、血清リン濃度を低下させる効果を持つ薬剤です。国内で実施した高リン血症を呈している慢性腎臓病患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験において、本剤の血清リン濃度の低下作用が確認されました。また、長期投与時における安全性に大きな問題は認められませんでした。JTおよび鳥居薬品は、本剤が高リン血症治療の新たな選択肢になるものと期待しています。
なお、JTによる本剤の製造販売承認取得後は、鳥居薬品が販売を行います。
<高リン血症について>
慢性腎臓病患者の多くは、腎臓からのリン排泄が低下することにより高リン血症を発症します。高リン血症症状が持続すると臓器(血管、結膜、心臓、肺、腎臓など)や関節周囲に石灰沈着が生じやすくなり、特に血管壁での石灰沈着は動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や狭心症を発症する危険性が高くなることが指摘されています。また、副甲状腺ホルモンの分泌亢進に伴う二次性副甲状腺機能亢進症により、骨病変を引き起こし日常生活動作やQOL(Quality of Life)に影響を及ぼすことが示されています。
【お問い合わせ先】
日本たばこ産業株式会社
IR広報部 TEL.03-3582-3111(代表)
鳥居薬品株式会社
経営企画部 広報担当 TEL.03-3231-6814 |
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